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2005/04/21

今日の美味しんぼ

今日も今日とて、究極のメニューと至高のメニューの対決が続いていた。今回のお題はラーメン。
まずは至高のメニューサイドの攻撃。

山岡士郎「むむ、この麺はほそ麺の中にふと麺とちぢれ麺の醍醐味を凝縮し、さらにそうめんとひやむぎ、そして日本そばの繊細な感じまでもが織り込まれている……。」
大原社主「スープは豚骨のこってり感を大切にしつつも、決してしつこくなく、むしろあっさりしている。」
京極さん「しかもこのチャーシュー、豚肉でありながら牛肉のような芳醇な味わいや。口の中でとろける感じなんか、まるでしゃぶしゃぶ肉を食うてるみたいやで。」
栗田さん「メンマは上州産の最高級品ね。まったりとしてこくがあり、それでいて口当たりがやさしく、舌の上ではじけるような新鮮みがあるわ。」

対して究極のメニューサイドの反撃。
京極さん「ほな、今度は山岡はんのラーメンを試させてもらいまひょか。楽しみやなあ……う、こ、これは…なんちゅう美味しさや! わいが終戦当時の貧乏時代に食べた駅前の屋台の味を思い出すで。なつかしいなあ。涙が出てきよった。」
栗田さん「美味しい! まったりとしてこくがあり、それでいて口当たりがやさしく、舌の上ではじけるような新鮮みがあるわ。」
大原社主「う〜む、日本のラーメンの味でありながら、本場中国のラーメンの味を思い出させる。しかも醤油ラーメンなのに味噌ラーメンの後味の良さを感じさせる。このラーメンを食べた後では、至高のメニューのラーメンの味も霞んでしまう…。」
山岡士郎「皆さんすでにお気づきのように、関東風醤油ラーメンのスープの旨味を、フランス製高級ワインを加えることによってさらに引き出しました。麺は小麦粉にゼラチンを混ぜて練り、半年間寝かせることで青カビを生やし、それにイカスミを入れて再度練り上げ、一気に伸ばしました。チャーシューは黒毛和牛だけを食べて育ったオーストラリアの黒豚の肉を大胆に使っています。極めつけは有明産の海苔をのせたところです。」

海原雄山「……ふん、士郎のやつ、能書きばかり偉そうにたれおって…………な、なんだこれは! よくこんなものを海原雄山の前に出してきたな! ええい不愉快だ、こんなものが食えるか!!」
京極さん「ど、どないしたんや!?」
栗田さん「か、海原さん!?」
海原雄山「熱い!」
一同「(それくらい冷ませよ…………)」

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