悪いのかよ?
リンク: 民主議員がゴルフ大会 JR事故現場から30キロ
民主党の議員が、今月8日にゴルフ大会を開いたそうである。その場所が、尼崎の脱線事故現場から"30Km"離れた場所だったから「配慮不足ではないか?」として、週刊朝日が取り上げるそうである。
なん〜じゃそりゃ?
参加者の中に党事故対策本部幹部がいたことを問題視しているらしいのだが、大きな事故があった場合、事故対策本部の人はしばらく遊んじゃいけないのか? 事故現場から30Kmという距離は配慮不足と思われるくらい近い距離なのか?
これが加害者であるJR西日本の偉いさんが、事故現場に隣接するゴルフ場で、事故翌日に大会をしていた…ってんなら非難されるのもわかるけど、事故と直接関係ない国会議員が、事故から2週間もたった頃、現場から30Kmも離れたところで大会をしていただけじゃん。
こんなことを問題視して取り上げる週刊朝日もそうだが、「配慮に欠ける面があったとの指摘は真摯に受け止める。所属議員にあらためて注意喚起したい」というコメントを出す民主党もどうしようもない。
こういうのって言葉狩りと一緒で、物事に過剰に反応することによって、かえって必要のない波風をたててるだけだよね。このゴルフ大会を知ったって事故の被害者が嫌悪感を抱くとはとても思えないし、逆にこうして問題視することによって「そうか、でかい事故の後はみんな遊んじゃいけないんだ」というバカな風潮が社会の新たな常識になってしまいかねない。
隣の家のオヤジが死んだからって、無関係の我が家はお笑い番組を見て笑っててもいいのである(テレビのボリュームは少し絞るとしても)。人の死を悼む気持ちは大切だと思うが、世界中では毎日何万人もの人が様々な理由で死んでいるのだ。それにいちいち関わり合いになってたら、一年中喪中になっちゃうよね。
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