蘇るPC-8801伝説
アスキーから出版された8ビットパソコンPC-8801シリーズの懐古本。俺が持ってたのはFM-New7だけど、懐かしく楽しめた。
BLACK ONYX、FIRE CRYSTAL、ハイドライドといった当時のゲームがエミュレータとともに付属しているのもいい。ただ、Windowsのインストーラしか付いてないからMacでは遊べないのが残念。
当時は持ってる機種やCPUの違いについて「うちの方がいいんだぞ」みたいな言い争いよくしたものだ。いまだMacとWindowsでこっちの方がいいみたいな争いはネット上で見受けられるけどね。前向きな議論ならともかく、ただのけなし合いになっている場合が多いのは20年前から変わってない、「遅れてる」って感じだ(笑)。
8ビット機のゲームの歴史を見ると、最初は8色しか出ない色をそのまま使っていたのに(だから顔の色が白かったりする)、しだいにタイルペイントで増やして少し自然になり、後期では影なんかもつけてよりリアルな感じになっていった。たった8色でも使い方でこれだけきれいになるものかと驚いたものだ。
絵の緻密さも同じ。BASICのLINE文を使ったような線画で描いていた時期はあまりきれいではなかったのに、グラフィックツールが使われたと思われる頃からかなりきれいになった。同じ640×200ドットの画面かと思うくらいだ。
ゲームの内容は昔の方がバラエティに富んでたような気がする。すごいバカバカしい内容のゲームも多く、今ならクソゲーと呼ばれてしまうんだろうけど、その玉石混合の中からいいゲームが出てきてたように思う。今は開発に金がかかるせいか、無難なゲームしか出てこない感じだ。思い切った変なゲームがもっと出てきてほしいんだけど。
パソコンもゲーム機も、性能が上がっていろんなことができるようになってしまったため、作る側でも「この機能を使わなければいけない」ってことになっちゃって、技術のインフレみたいなことになってるんだろう。それこそ8色しか使ってなくても面白いもんは面白いのにね。かつて、そういうときにポーンと出てきたのがテトリスだったんだけど、またそんなソフトが出てこないかな。
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