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2006/04/08

ヘビ死す

060407_hebi猫のヘビ(そういう名前なの)が、昨夜車にはねられて亡くなった。10月頃にうちに捨てられて来たオス猫で、まだ1歳になっていないはずだ。
9時少し前、庭に出た俺が、口から血を流してぐったり倒れているのを発見。すぐさま近所の獣医に連れて行ったが、すでに心肺が停止していた。
そういえば8時過ぎだっただろうか(すでに飲んでたのではっきり覚えていないが)、何かドシンというような音が聞こえた。2階の押し入れで寝ているシロちゃんが下りた音にも聞こえたのだが、外から聞こえたような気もしたので、サッシを開けて庭を確認したのを覚えている。結局その時は何も気づかなかったのだが、後にして思えば、おそらくあれが車にはねられた音だったのだろうか。
道から亡くなっていた所まで10mほどあるのだが、最後の力で歩いて来たのだろうか? 居間の明かりの見える場所を通り越し、カーテンの陰になった場所まで来るというのも不自然だ。もしかしたらはねた主が、庭の反対側からこっそり置いていったのだろうか? ドシンという音は塀を乗り越えたときかなにかの音だったのかも知れない。などといろいろ疑い深くなってしまうが、証拠もないし、犯人がわかったところでヘビは帰ってこないのだ。

よくエサを食べる猫で、他の猫のエサまで奪って食べていた。夕食時に居間のイスの上で別の猫にエサをやっていると、イスの下から、蛇が鎌首をもたげるように首をのばしてエサを横取りしようとしていた。ヘビという名前もそこからつけられた。まあ一応獣医等の対外的には「チビ」って名前ってことにしておいたのだけど。

夜中、人間が寝静まった頃に帰って来て家に入れてくれというのだが、こっちも眠いのでよほどのことがなければほっておくようにしている。しかしこいつときたら、入れてくれるまで網戸をガタガタやって実力行使をするのだ。そして最後、網戸が外れて倒れてしまうまでその手を休めない。こんな猫初めてだ。

また恐い物知らずの猫で、家の古くからいる猫達にじゃれかかった。嫌がって「ハーっ!!」って怒られるのだが、それでもおかまいなし。台所や、居間のテーブルの上に上ったり、ドタドタ暴れ回ったりするので、俺もかなりきつく叱ったが、怒られてびっくりするだけで、しばらくするとまたケロっとした顔をして同じことを繰り返す奴だった。
俺が近所に自転車で出かけると、必ず途中まで走って付いて来た。自転車の車輪に体を擦り寄せようとするから危ないんだよね。おまけに俺が車で帰ってくると、車のタイヤにも擦り寄ろうとするのだ。
猫に対しても、人間に対しても、車等に対しても恐れることを知らない猫だったので、いつか悪いことにならなければいいと思っていたところ、やはりこういうことになってしまった。

他の猫が相手してくれないので、俺が猫じゃらしで遊んであげるのだが、これが大好きで、息を切らしてハァハァゼーゼー言ってるのに、なお追いかけてじゃれるのだ。猫じゃらしを遠くに放り投げると、それを犬のようにくわえて持って来るのだ。

メシを他の猫の3倍は食べるため、成長も早く、体重は4キロ近かったと思う。胃腸も絶好調なのか、よくおならをして臭かった。遺体のお尻からも、時々おならが出て、ゆうべ横において寝たら臭かった。最後の最後までおならをする猫だった。

いたずらばかりで叱ることも多かったが、悪びれないとっても愛嬌のある子だった。昨日の昼間も俺や母に甘えて前足でモミモミ、顔を擦り付けてきたりと、なんともかわいらしかった。その数時間後がこれである。運命というのは残酷なものだ。
先ほど、庭の、去年亡くなったオバケちゃんの隣に穴を掘って埋めてあげた。短い付き合いだったが、一生忘れないほど濃い付き合いだったと思う。ヘビちゃんバイバイ。オバケちゃん、あの世で仲良くしてやってね。

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