いまさら怨み節
小学生の頃、たいして勉強しなくてもテストで結構いい点を取っていた。
おかげで、今の今まで勉強なんてあんまり経験がない。そのおかげでいまだ勉強の仕方がわからないこともしばしば。
小学校の頃は親も結構期待してたみたいなんだけど、中学に入ってからだいぶ成績が落ちた。
特に数学。一番最初につまづいたのが方程式だ。
中学1年の担任が数学の先生だったんだけど、産休で半年ぐらいいなかったのね。代わりにだいぶ年食った太った先生が担当したんだけど、この人の教え方がわかりづらいんだ。
どんな教え方だったかはもう忘れたけど、ひどかったエピソードを一つ。教え方はそれから推し量って欲しい。
テストで方程式の問題が出た。
例えば「一個100円のリンゴがA個、一個50円のミカンがB個ある。全部で1000円になる。これを方程式を使って表せ」というような問題だ。
中学一年生。結構多くの生徒が「100A+50B=1000」という答えを書いた。
しかし採点は×印だった。
理由は、「変数はx、yじゃないといけない」
ハア!?Σ(°Д°;)
x,yだってA,Bだって、○,□だって変数だろ? 答えが解ければいいじゃないか!?
そんなひどい教え方だったんで、お陰さまで頭の中は混乱してしまった。
頭がいい人はそこでつっかかっても一応先に進んで、別な知識を付けた後になって再びそこを勉強して理解したりもするんだろうけど、こっちはまともに勉強なんかしたことないから、一度つっかえるとそれが解決するまで思考停止してしまうのだ。
方程式がわからず、方程式を使ったその先の勉強もわからなくなり、とうとう数学で落ちこぼれた(別に留年したわけじゃないよ(^^;))。
今思い出しても腹立たしい。あの時担任の先生が教えてくれてればもうちょっと理解できたんだろうなあ。
« 猫鳥捕る | トップページ | Apache覚え書き »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 原子力エネルギーの仕組み(2011.04.01)
- ケブンッリジ ジネェーレタ(2009.12.12)
- UNICODEで遊ぼう その2(2009.09.20)
- 今日の哲学/お乳の話(2007.06.27)
- いまさら怨み節(2007.06.05)
コメント
« 猫鳥捕る | トップページ | Apache覚え書き »
とりあえず教科書の内容を先に進めればいいと思ってる教師、なんとか生徒に対して内容を理解してもらおうと工夫している教師。さらにその中で教えるのが上手な教師、下手な教師がいますが、この数学の代理教師は後者の後者、教えようという意志はあるけど教え方がとっても下手な教師でした。
塾の講師の方がさすがにそういう点では教え方をいろいろ考えているようですね。
同じ数学でも、秋山仁先生なんかのテレビでの解説は見てて楽しいもん。もちろん楽しそうなのを選んで放送してるんでしょうが、数学の楽しさっていうのが垣間見えます。
社会の歴史なんかでも、通り一遍年表を覚えるのはつまんないけど、歴史小説なんかで詳しい話を知ればすごい興味湧いて自分で覚えようって気になりますからね。
投稿: 雅 | 2007/06/05 18:12
中学の数学では普通の公立学校だったのですが
2、3年と京大出身の先生だったんです
授業でやった後はプリントを配って
同じ様な問題を複数やらせる
まるで公文式のようなやり方だったので
数学はみんな強かったです
σ(=^‥^=)は英語の先生がもう少し違う先生だったらなぁ・・・
投稿: かぎしっぽ | 2007/06/05 10:23
予習して、授業で復習、宿題で力をつける・・・。
と塾に通っている頭のいい人から、勉強の仕方を教わりましたヨ。
ま、それが点数に結びついたかどうかは内緒(笑)。
それにしても、学校に通っている頃は、担当の先生で大きく左右されますネ~。
理科も数学も楽しい先生にあたると、楽しかったものです。
できれば、社会科、いい先生に当たりたかったです。
それにしてもAでも◇でも、いいジャマイカ(´▽`A)
投稿: たまママ | 2007/06/05 09:28