極軸望遠鏡届く
注文しておいた極軸望遠鏡が届いた。
極軸望遠鏡というのは、赤道儀の極軸を正確に合わせるための小さな望遠鏡だ。赤道儀は地球の自転によって動いてしまう(日周運動)星を追いかけるための機構なのだが、それには架台の極軸というものを正確に天の北極の方向に向けておかないと、時間がたつと望遠鏡内の星の位置がずれてしまうのだ。
見るだけだったら少々のずれは問題ないが、長時間(といっても数秒以上のレベル)シャッターを開けておかなければいけない写真撮影では、少々のずれが命取りになるのだ。
今までは方位磁石でだいたい北の方向に向けていたが、磁石だけでは正確じゃないし、そもそも磁石が示す北の方角と天の北極は若干ずれているのだ。
そこで極軸望遠鏡の購入ということになった。天体写真をやるからには覚えなきゃいけない基礎だから、早めに経験を積んでおいた方がいいし。
写真の上が極軸望遠鏡をセットした赤道儀。
写真の下が中から取り出した極軸望遠鏡。
雨あがりで空がきれいなので、さっそく試してみることにした。
三脚をだいたい北の方角に向け、水平を合わせ、角度を現在地の緯度に高度調整ネジで調整後、赤道儀を載せ、赤経目盛環を動かして現在の日時を設定。
その状態で極軸望遠鏡をのぞくと、こないだは見えなかった北極星が視野内にばっちり入っていた。
さらに方位ネジ、高度調整ネジで、望遠鏡の視野内に描かれた指定の位置まで北極星を導く。高度調整ネジはともかく、方位ネジは固いのでやりにくい。
どうにか調整ができたので望遠鏡を取り付けて写真を撮ってみる。何もしないよりは数秒長く撮れたと思うが、やっぱりまだ極軸合わせが不完全なんだろうね、1分も撮影していると星が少し流れちゃう。どうすればもっと正確に合わせられるんだろう?
まあ、赤道儀がGP2というVixenでも最低レベルのものなので、ちょっとした振動で動いちゃったりもしているようなんだけど。天体写真をやるなら最低限必要とされるGPD2だとどれだけしっかりしているんだろう?
そんな中写したのがまずはこれ、おうし座のM37星団。ISO1600で30秒露出。振動で少し動いちゃってる。
この星団に関しては他に予備知識もないので、興味がある人は各自調べること。
さらに、これは同じくおうし座のM1、通称カニ星雲。真ん中の白くぼーっと写ってるやつね。超新星爆発で吹き出したガスなのだ。眼視だとわかりにくかったが、なんとなくそれっぽいのが見えるような気がしたので写してみたらちゃんと写ってくれた。これも振動で動いちゃってるけど(^^;)、30秒でもちゃんと写ってくれるんだなーと思った。
最近機材ばっかり買ってて機材バカっぽくなってるのが嫌なんだけど、経験を積むためにはしょうがないか。
いずれもっといい架台、いい鏡筒に買い替えた時に経験が活きてくれるだろう。
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