ブレードランナーとダイハード
先日見たブレードランナーと、今日テレビで見たダイハードについて書く。
ブレードランナーはハリソン・フォード主演の近未来SF映画だ。
人間に代わって、宇宙の果てなどの危険な場所で奴隷労働を強いられてきたレプリカント(精巧なアンドロイド)達が意思を持ち、人間を殺して地球に潜伏していた。その処理を命じられたのが元バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のデッカードだった。
環境汚染で荒れ果てたロサンゼルスで、一人、また一人とレプリカント達を追いつめて殺していくのだが、最後にそのリーダーに不覚をとってしまう。
レプリカント達の要求は、単なる人間への怨みだけではなく、数年で尽きてしまう寿命を延長して欲しいということだった。しかしそれはレプリカントを作ったタイレル社の社長でも不可能なことであった。
リーダーはデッカードに対して圧倒的優位にあったが、最後にデッカードの危機を救って息絶える。仲間を冷酷に撃ち殺したデッカードに対し、自らの“人間性”を見せつけたかのようであった。
デッカードは次に、タイレル社社長秘書だったレプリカントで、恋をしたレーチェルの殺害を指示されていた。レーチェルは自分がレプリカントであることに気付き、逃げ出したのだ。
デッカードはレーチェルを連れて逃げようとする。
機械とは言え、奴隷労働をさせられていたレプリカント達の怒りと悲しみ。そしてそれを殺さなければいけないデッカード。そこから生じる矛盾がなんとも悲しい。
レプリカントのリーダーが、オリオン座(大星雲)付近での作業の際の出来事なんかを語るんだけど、まああんな地球から遠く離れた寂しいところに追いやられて奴隷労働させられたらそりゃ怒るよな。宇宙って、一見きれいだけど、宇宙線や隕石は飛び交う極めて危険なところだもん。そんなところに仮にぽつんと一人取り残されたら、1日で気が狂っちゃうだろうね。
宇宙に興味があるだけに、宇宙の寂しさみたいのを余計に感じてしまって、最初見たときよりもずっとレプリカント達に感情移入してしまった。
転じてダイハード。
初めて見たんだけど、ひどいねー。バンバンぶっ放して、バンバン人殺して、それでめでたしめでたしって。
そりゃこんな映画がヒットしてるようじゃ、イラクやアフガンで同じようにバンバン人を殺すだろうよ。病んでるアメリカの象徴みたいな映画だと思った。
それ以外のストーリーも陳腐でひどかったけどね。主人公のブルース・ウィリスが警察を呼んでもまともにとりあってもらえずに被害が拡大しちゃったり。
こんな映画が3くらいまで続編作られたんだよね?
ついでに2001年宇宙の旅もDVDで見たんだけど、それほど難しくないはずの話を、説明しないことで難解に、高尚な感じに見せてるきらいがあるのはちょっといただけないけど、当時としてはなかなか意欲作だったんだろうなとは思う。
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映像美と言うと、やっぱり「強力ワカモト」に象徴される日本を意識したエキゾチックと言うか、国籍不明なセットですね。
ワカモト製薬から許可取ってたのかな、アレ?
ちなみに妙にエロいパンク娘を演じたダリル・ハンナって、キル・ビルでユマ・サーマンと斬りあった、“天井が低いために背中の日本刀が抜けないという、浅草の芸人もびっくりだった”あの人なんですってね。昨日知りました。
さらには、最近ではシーシェパードの反捕鯨テロを後援してることでも有名になってたあの女優さん。びっくりしました。
ダイ・ハードの黒人警官とのあれはお涙頂戴なのかなあ?
吹き替えだったせいか、やたらコミカルに見えてしまって。
日本企業の社長がぶっ殺されるのは、なるほど反日的な意味合いがありそうですね。
公開されたのって90年代半ばでしたっけ? バブルははじけてたけど、まだ日本企業に余力があった時期ですね。
投稿: 雅@管理人 | 2009/11/08 00:36
ダイ・ハードは撃ちまくりますからね~
まぁ、最後の黒人警官とのエピソードでお涙頂戴なんですが。
日本企業の社長が頭ぶっ飛ばされて死んじゃいますが、あれなんか露骨に差別というか、日本企業に脅かされていたアメリカの抵抗というきがしましたね~
ブレード・ランナーは途中のワカモトの宣伝看板がケバくて好きでした。
投稿: マイト | 2009/11/08 00:19
俺も大好きです!ブレラン。
俺的には、素晴らしい映像美にやられてる感があるんですが、確かに悲しいストーリーですよね。
投稿: LA MOSCA | 2009/11/07 21:33