戯雅 blog

言い訳するわけなんだけど、パソコンと望遠鏡が離れたところにあるので、最近視力が落ちてきた目でモニタを見ながら（OSの機能で拡大はしてるが）ピント合わせをしている。
おまけに室内から手を伸ばしてベランダの望遠鏡のピントをいじるため、どうしても窓を開けている間は温度差で気流が生じて像がぼやけてしまう。
そんなこんなでピント合わせに苦労をしているのだ。
とりあえずパソコンの位置はできるだけ窓に近づけるとして、できれば電動フォーカサーとか欲しいですなあ。

今夜は視野にイオとエウロパが入ってくれてるので、露出を明るくして衛星も使ってピントを合わせてみた。
窓を開けたり閉めたり15分近く試行錯誤したかしら？　雲に出入りするからよけいに手間取った。
結構いいところまで追い込んだつもりだが、どうだろうか。

結局２本の動画撮影したところで大きな雲に「木星だけ」隠れてしまい、それ以上は断念。
でも最初の動画からの像はなかなかいい感じよ。
大赤斑北の「SEB南赤道縞」の模様、「赤道帯EZ」と呼ばれてるらしい真ん中の白い筋の部分の模様も、ずいぶん出たよね。
やっぱり今までピントが甘かったんかねぇ？(^^;)

こいつは２番目に撮影した動画からのもの。
白い部分の詳細が出てこないのは露出過剰で白とびしてるのではないかとも思い、少し露出アンダーにしてみた。
でもRegiStaxでWavelet処理してみたら、時々あるんだけど、どういうわけかひび割れのようなノイズが出ちゃうんだよね。（繋ぎ目破綻と言うらしく、熊森さんの方でも出たようだ。（勝手にリンクしちゃってスイマセン））
これはRegiStaxの処理と相性が合わない場合に出るんだろうね？　よくわかんないけど。
右側のピントが悪いし、ここまでひどいのは久しぶりなので参考までに載せてみたw
失敗作でめんどくさいんで、明るさ調整とかはしてないっス。
露出を下げた効果はよくわからんですな。まあいい。