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2016/11/14

連日泣いている/ノラ猫達がんばれ!

猫を里子に出したことで連日泣いている。

母猫がうちに来てから約1年。
子猫が生まれてから8ヶ月。

別れのつらさ。
住み慣れた家、家族と引き離した罪悪感。
室内飼いにする申し訳なさ。
慣れるまで入ることになるケージの中での不安げな表情。

先に引き取られたネズミちゃん、クマちゃんは歩いてもいける近所だったけど、この子達は遠いところだからよけいに心配だ。
仮の里親さんの所まで自分が一緒について行ってあげられたのは、本当に良かったと思う。
最初はメメちゃん一匹だけの予定が、母親のおチビと一緒にしてあげられたのも良かった。
ケージの中で母娘が互いに身を寄せて舐め合っていた。

人間の価値観では、エサを与え住むところを与えるのは猫にとって幸せなのかもしれないが、もしかしたら腹をすかせてもノラとして生きる方が幸せだってことがあるかもしれない。
一年前、餌付けして飼い出したこと自体間違いだったんじゃないかとさえ考えてしまう。
避妊したり去勢したりだって、全部人間の価値観だからね。
それでも今までできるだけ喜んでもらえるように、精一杯やってきた。子猫をやさしそうな里親さん達に世話したり。

早く本当の里親さんのもとに引き取ってもらい、そこで落ち着いて、幸せに暮らしてもらうことを祈るばかりだ。引き取りの際には俺もまた立ち会うつもり。

そして家に残った息子のイッチーとレオ、友達だったミーちゃんの面倒をしっかり見てやりたい。
他の子達とは仲が悪かったけど、最初からいるルビーさんももちろん。

今回のことで教訓として学んだのは、ノラ猫を安易に餌付けするのは猫のためにも良くないことということだ。
もしそれで飼い始めるなら、避妊、去勢、ワクチンなどを早急にするのが絶対的な義務だ。猫のためばかりでなく、人間のためにも。
うちのように子猫がいっぱい生まれて手に負えなくなり、里子に出して別れるのは互いに悲しいことだ。

その上で言わせてもらえば、猫達が庭を歩いたり、庭をちょっと荒らしたとか言って目くじらをたてるような人間社会は十分におかしい。
岩合光昭さんの番組で紹介されるヨーロッパの方みたいに、日本も路地をノラ猫達が楽しげにかけまわるように戻れないものだろうか。
ノラ猫達、健気に頑張ってほしい。

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