こういう映画だと思ってた「ティファニーで朝食を」
オードリー・ヘップバーン主演作。
名前だけは知っていたけど、こないだBSでやってたのを初めて見た。
朝食を…って言うからてっきり好きな人がウェイターか何かをしている喫茶店かレストランに通う女性の、恋の行方みたいな内容かと思っていたんだけど、全然違いましたな。
そもそもティファニーは宝石ブランドのあのティファニー。レストランかと思っていたというのは長谷川町子も書いていたっけ。
場所も何かの映画と勘違いしたのかパリあたりと思っていたら(たぶんローマの休日かな? それだってイタリアだけど)、ニューヨークが舞台。
若くして家出して、男達に少しずつ貢いでもらいながら生活してる自由奔放な女性ホリーが、アパートの上の階に越してきた小説家の男と出会い、いろいろありながらも最後はくっつくというお話。(身もふたもない書き方だ)
部屋で音楽鳴らしてパーティーをしたりうるさいもんだから、一番上の階に住む日本人芸術家のおっさんから「警察呼ぶぞ!」ってしょっちゅう怒鳴られている。アメリカ人の俳優が丸メガネ出っ歯の浴衣姿で変装しているんだけどね。
大金持ちと婚約したんだけど、小遣い稼ぎで知らず知らずに刑務所収監中のマフィアのボスのメッセンジャーをさせられていたため、逮捕され、破談になってヤケになったホリー。小説家からも見放されたんだけど、心をあらためて復縁してハッピーエンド。一度は捨てた猫も見つかりましたよ。
どこがティファニーかというと、まず冒頭に早朝開店前のティファニーのショーウィンドウを見ながらホリーがパンか何かを食べてる。「ティファニーで朝食が食べられるくらいの身分」というホリーによるたとえらしいんだけど、いまいちよくわからない。
その後も小説家と一緒にティファニー店内に入って、婚約指輪となるお菓子のおまけの指輪に名前を入れてもらうシーンがある。
今の目で見るせいか、いささか退屈な映画ではあった。
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