今夜の木星と火星、そしてフリップミラーの光軸調整
惑星撮影の時にフリップミラーを使って導入をしていたんだけど、鏡の光軸がずれているため、今までは眼視の時、ずいぶん微妙に端っこの位置に導入しないとカメラ側に惑星が入ってくれず、毎回導入がえらい大変だった。
しかし光軸調整ができることを知った。
ミラーの三箇所にある押しネジと引きネジで合わせるのだが、いちいちドライバーのサイズが違う、一箇所は片方のネジがない、十字のネジ山がつぶれそう、一箇所のネジがやたらゆるい…とかいろいろよくわからなかったのだが、なんとか中心付近で合うように調整できた。
さっそくテストしたところ、今までよりはだいぶ楽に導入できた。やったね!
それで撮影したのがこの2枚。
久しぶりにシーイングも良さげでいっぱい撮りたかったんだけど、FireCaptureのトラブルで撮影に時間がかかっているうちに屋根の陰に隠れてしまったため、木星は1セットしか撮れなかった。
火星撮影時も1セット撮った後に同じトラブルを直そうといじっていたらFireCaptureが起動しなくなり、時間切れ。
今回のFireCaptureのトラブルというのは、数十フレーム撮るごとに停止、再開を繰り返してやたら時間がかかる点。
SSDも空きは200GBくらいあるはずなのに100GB弱しか認識されていない。Pararells経由で使っているせいなのか?
起動しなくなった際はJavaの例外が発生と表示されどうにもできなくなった。
しょうがないから最新版のFireCaptureをダウンロード。これもどこのディレクトリに置くかによって起動したりしなかったり。古いのを消そうと思ってもどこにインストールされているのかわからないので消せず——まあしばらく消さないほうがいいかもしれないが——新旧3つくらいインストールされている。
幸い最新版は動くようになったが、いろいろ再設定しなきゃいけないんで大変そうだ。
あと、Macがワイヤレスマウスを認識してくれなくなり再起動したり、内蔵SSDを録画先に設定したはずなのに別のディレクトリに保存されていたり、猫が脱走してベランダを歩き回るから望遠鏡が揺れて写せなかったり……とトラブルばかりだった。
SSD空き容量が正しく認識されていないのはなぜだろう? これまでは外付けHDに録画して問題なかったんだけど、それをM4 Mac miniで使うことにしたから、この旧Mac miniは内蔵SSDに録画しているのだが。
まあとにかく導入も楽になったし、また今度撮影して様子を見る。
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