こういう映画だと思っていた「二十四の瞳」
名前はもちろん知っていたけど、家にあった一度も読んだことない少年少女文学全集に収録されているのを気まぐれから読み始め、それが終わるとすぐにYouTubeで高峰秀子主演の映画も見てみた。
田舎の島の学校に配属された若い女教師が、幼い児童生徒たちとふれあい、短い間だが強い心の結びつきを作り、最後は互いに別れを惜しみつつ島を離れる。
というようなストーリーだと思っていたんだけど、そんな熱中時代教師編みたいな物語ではなかった。
名前はもちろん知っていたけど、家にあった一度も読んだことない少年少女文学全集に収録されているのを気まぐれから読み始め、それが終わるとすぐにYouTubeで高峰秀子主演の映画も見てみた。
田舎の島の学校に配属された若い女教師が、幼い児童生徒たちとふれあい、短い間だが強い心の結びつきを作り、最後は互いに別れを惜しみつつ島を離れる。
というようなストーリーだと思っていたんだけど、そんな熱中時代教師編みたいな物語ではなかった。
オードリー・ヘップバーン主演作。
名前だけは知っていたけど、こないだBSでやってたのを初めて見た。
朝食を…って言うからてっきり好きな人がウェイターか何かをしている喫茶店かレストランに通う女性の、恋の行方みたいな内容かと思っていたんだけど、全然違いましたな。
そもそもティファニーは宝石ブランドのあのティファニー。レストランかと思っていたというのは長谷川町子も書いていたっけ。
場所も何かの映画と勘違いしたのかパリあたりと思っていたら(たぶんローマの休日かな? それだってイタリアだけど)、ニューヨークが舞台。
若くして家出して、男達に少しずつ貢いでもらいながら生活してる自由奔放な女性ホリーが、アパートの上の階に越してきた小説家の男と出会い、いろいろありながらも最後はくっつくというお話。(身もふたもない書き方だ)
部屋で音楽鳴らしてパーティーをしたりうるさいもんだから、一番上の階に住む日本人芸術家のおっさんから「警察呼ぶぞ!」ってしょっちゅう怒鳴られている。アメリカ人の俳優が丸メガネ出っ歯の浴衣姿で変装しているんだけどね。
大金持ちと婚約したんだけど、小遣い稼ぎで知らず知らずに刑務所収監中のマフィアのボスのメッセンジャーをさせられていたため、逮捕され、破談になってヤケになったホリー。小説家からも見放されたんだけど、心をあらためて復縁してハッピーエンド。一度は捨てた猫も見つかりましたよ。
どこがティファニーかというと、まず冒頭に早朝開店前のティファニーのショーウィンドウを見ながらホリーがパンか何かを食べてる。「ティファニーで朝食が食べられるくらいの身分」というホリーによるたとえらしいんだけど、いまいちよくわからない。
その後も小説家と一緒にティファニー店内に入って、婚約指輪となるお菓子のおまけの指輪に名前を入れてもらうシーンがある。
今の目で見るせいか、いささか退屈な映画ではあった。
最近BSでやっていたのを初めて見た。
ステッペンウルフのBorn to be wildに乗せて、アメリカン暴走族の集団が荒野をかけるスカっとしたロードムービーかと思っていたら、実際は都会のヒッピーの若者(ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー)と保守的な土地の人々の対立構造を描いている、なかなか重いテーマの映画だった。
途中からシャイニングでお馴染みのジャック・ニコルソンも酔いどれの弁護士として登場。
カリフォルニア付近では友好的に待遇してもらえた彼らも、南部に行くに従って冷遇され、ある町では勝手に土地のお祭りに参加したというだけで逮捕投獄され、レストランでも拒絶され、襲撃される。
実際、60年代〜70年台初頭の南部アメリカはよそ者に対してずいぶん排他的で、実際に殺害してしまうような事件も起きていたらしい。
同じ白人同士でこれなんだから、黒人差別、東洋人差別なんかひどかったんだろうね。
アメリカこええと思った。
最近、角川映画の金田一耕助シリーズを見ている。
病院坂の首縊りの家、悪魔の手毬唄、女王蜂の3本をまず見た。
おどろおどろしい複雑な人間関係の話も猟奇的でいいけど、出てくる脇役の俳優たちがいいね。
「よし、わかった!」の加藤武、大滝秀治、伴淳三郎、常田富士男、三木のり平、坂口良子、若山富三郎、白石加代子…。ほとんどが鬼籍に入られているのが残念。なかなかこうした雰囲気の役者は最近いないよなあ。
毎度薄幸の美女役で出てくる萩尾みどりさんもかわいらしい。貧乏顔(?)のせいか、志村けんのコントでも田代まさしと貧乏親子をやってたねw
このシリーズ、役者が無茶な若作りで過去の回想シーンを演じるのも特徴。女王蜂の仲代達矢の老けた学生姿、病院坂の入江たか子、佐久間良子が20年前のシーンを演じるが、入江はお婆さんだし、佐久間も15歳には見えないw
あと忘れちゃいけない病院坂の桜田淳子。すごいいい演技をしている。今話題の邪教から足を洗って、また復帰してほしいなあ。
カテゴリーは映画・テレビだが、ラジオについて書く。(ラジオのカテゴリーないんだよ)
文化放送の土曜午後3時からの番組、「伊東四朗、吉田照美、親父・熱愛(パッション)」。
ニュースやメールテーマに沿ってパーソナリティの二人の放談と、水谷加奈アナの高らかな笑い声で進行するバラエティなんだけど、3時40分頃から「親父大学」というコーナーがある。
吉田照美が教授、伊東四朗が生徒という設定で、社会の雑学的なものを講義するコーナーのはずなんだけど、いつも話が横にそれて講義だかなんだかわからなくなり、吉田照美が伊東四朗からdisられる(笑)
そのコーナーに、いつの頃からか「石和(いさわ)温泉観光協会、ほさかまゆみさん」なる人物の声が、合いの手として流れるようになった。
電話経由で録音された音声なんだけど、えらい棒読みで、「わーっはっはっは、これはおかしい。もうひとつおまけで、わーっはっはっは」などと、吉田教授をおちょくる。
これまでちゃんと聞いてなかったんで、たぶんここ1年くらいのキャラだと思うんだけど、誰なんだよ!? という(笑)。多分実在する観光協会のお姉さんなんだろうけど、最初はどういうきっかけで登場してきたんだろうね?
とにかくなんだか妙に面白くて、毎週聞くのが楽しい。そして、時々出てこない時は寂しい。
ちなみにほさかさん、2019年に観光協会を退職されお子さんを出産された模様。しばらく後にまたラジオの方で新録の棒読み音声を聴かせてくれるようになった。これからも楽しみ🤣
2022/1/22追記
リスナーからの質問メールに答える形でとうとう馴れ初め(?)が明かされた。
ずっと昔、吉田照美がテレビのバラエティで海外旅行を獲得したものの、予算の都合なのか勝手に石和温泉の旅行に変更され、がっかりして行かなかったという話をこの番組でしたら、スタッフが石和温泉観光協会に伝え、disり音声を録音したのが発端らしい。
今日の照美誕生日祝いについての音声も笑えたw
今さらだけど書く。
2000年頃日本でも大ヒットしたフランス映画。数年前にBSでやってるのを初めて見て、昨日それを見返した。
育てられ方のせいで空想癖のあるコミュ障の不思議ちゃんに育ったアメリ。
バスルームの壁の中から40年前に住んでた少年の思い出の品を見つけ、これを今の本人に返すことを思いついたことをきっかけに、周囲の人をちょっと幸せにする快感を覚える。
どんくさい店員をバカにする店の主人には、合鍵を作って家に忍び込んで靴のサイズを小さいものに交換したり、飲み物に砂糖だか塩だかをいっぱい入れておいたりなんてお仕置きも。
駅の証明写真の撮影機の下から捨てられた写真を収集する変わった男、ニノ・カンカンポアに出会って恋心を抱くんだけど、素直になれず、わざわざ回りくどい仕掛けをして気を引く。
最後はちょっと勇気を出して結ばれるというお話。
不思議ちゃんものでちょっと毒があって、俺はそれなりに楽しんだ。嫌味がないし。初見の時は設定を理解してなくて戸惑ったけど。
見る人によって好き嫌いが分かれる感じで、ネットの評価も嫌いな人は徹底的に嫌ってる。でも「合鍵で忍び込むのは犯罪だ!」とか「こんな人が周りにいたら困る!」なんてのは、娯楽のフィクションを素直に見られないのかなーと思う。
フランス映画だからなのかなんだか知らないけど、性に対して結構オープンに描いてるね。アメリのせいでつきあい出した二人が喫茶店のトイレでいきなり始めてしまったり、ニノの仕事もポルノショップの店員だったり。
ニノの趣味も、おフランスのしゃれおつ映画というフィルターがないと異常者かみうらじゅんだよね(笑) カンカンポアって苗字はおフランスでは一般的な名前なんだろうか? 神戸の方に同じ名前のイタ飯屋があるようだけど、映画から取られたんじゃないかしら。
アメリの髪型って、ワカメちゃんっぽいよね。
スティーブン・キング作、スタンリー・キューブリック監督。有名だけどまだ見たことない映画をこのたびようやく見た。
俺が想像してたあらすじ
ジャック(ジャック・ニコルソン)は過去に精神を病んで相手に瀕死の重傷を負わせる事件を犯し、先ごろようやく精神病院から退院したばかりだった。
ウェンディは食べていくため、冬になると雪によって陸の孤島になるホテルを安く譲り受け、営業を始めた。ここは遠い昔に殺人事件があったのだが、聞かされていなかった。
冬になり、そのホテルにジャックが泊まり客としてやって来たが、猛吹雪になってウェンディとジャックは二人きりで数日過ごすことになる。
建物の陰気な雰囲気のせいで、ジャックは幽霊とも幻覚ともわからない不思議な現象を体験する。廊下の先に立つ双子の少女、浴槽の腐乱女性、誰もいないはずの広間でダンスをする人々の声…。
怪奇体験の連続に、ジャックは過去の暴力性の精神病を呼び起こしてしまう。
日に日に目が座ってくるジャック。ついには斧を手にウェンディを追い回す。
鍵をかけた扉の中に逃げ込んだウェンディを、ジャックの斧が追い詰める。この部屋こそ、遠い昔に忌まわしい殺人があった部屋だった。過去の殺人鬼が乗り移ったかのように完全に頭のいかれたジャックは、割れた扉の隙間から顔を出す。「お客様だよ!」
手痛い傷を負いながらもすんでのところで命拾いしたウェンディは、雪の古森をさまよいながら、ジャックを古い井戸に落として難を逃れた。
ようやく雪が止んで朝日が昇って来た。山を降りる唯一の道にたどり着くと、あるはずのない自分より先を行く足跡が。その先には斧を持った瀕死のジャックが朝日を背に立ったまま生き絶えていた。
本作のタイトルは、後光があるかのように輝くジャックの美しくも恐ろしい死に様である。
…とまあこんな内容かと思ってたんだけど、まただいぶ違いましたなw
以下の本当のあらすじは、超絶ネタバレなので注意。
↓
2回目見てきた。
今度はMX4Dといって、上映中場面に合わせてシートが揺れたりする体感型の映画。
他にも顔に水がかけられたり、背中やお尻をシートの中から突っつかれたり、くさい臭いが出てきたり、スクリーンの前に煙が上がったりする。
入場料は1000円高い。
2回目なので前回ほどのワクワクはなかったけど、まあまあ楽しめた。
4Dは面白いけど、集中を削ぐような気もしないでもなかった。面白かったから機会があればまた試してみたいが。
今回は前回見落とした点も気をつけて見てみたが、2回見てもまだわからない設定などもあった。
以下またネタバレありで。
ツイッターでやたら話題になってるので、物は試しに見てきた。
東京湾に巨大不明生物(ゴジラ)が出現し、政府が自衛隊出動させるべきか、攻撃するべきかなどで右往左往する物語。
3.11の大震災と福島原発事故などをネタ元にしてるのは明らか。
政府の対応が事務的で遅かったり、街を襲うゴジラを携帯で写す市民とか、いろいろリアル。
自衛隊の兵器や命令系統なども多分かなりリアルに再現してると思う。
監督、脚本がエヴァンゲリオンの庵野秀明なので、見せ方はアニメっぽい感じもある。
以下ネタバレもあるので、ヨロシク。
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