10/1 11:30入院
4人部屋だが、他の患者がいないので静かでいい。入院中はとにかく暇だ。ノートパソコンを持ってきたのでiTunesで音楽やPodCastを楽しめる。無線LANは使えなかった。
看護婦さんより入院計画の説明がある。入院診療計画書に、病名は喉頭乳頭腫とある。声帯の裏のあの辺りを喉頭っていうのか。清志郎の喉頭がんと位置はだいたい一緒なのかな? ほっといたら俺みたいに声がかすれていたんだろうか。
空いてる時間はずっとパソコンに「戯雅」のコンテンツの入力をして時間をつぶした。
夜9時消灯。そして断食…もとい、絶食の始まり。水も飲んじゃダメ。すぐに寝られそうもないのでしばらく入力を続ける。静かだが、時折救急車のサイレンが聞こえる。
4人部屋に一人ということで多少薄気味悪くもある。亡くなった少女の霊、主君に裏切られて死んだ落ち武者の霊、夜な夜な男を漁る淫乱看護婦などが出るかと思ったのだが、な〜んも出なかったのでつまらない。
PodCastの落語を聞きながら、0時過ぎに就寝。
10/2
朝6時に目覚め、15分に検温。外はシトシトと小雨が降っている。
7時半、担当医が回診に来る。朝早くからご苦労様です。
7時50分、朝食の時間なのだが、絶食のため何も口にできない。手術は午後2時過ぎだと言う。長い一日になりそうだ…。あ〜ご飯が恋しいよぅ(TДT)
暇なので「おかあさんといっしょ」を見る。はいだしょうこおねいさんがずいぶん痩せたように見える。まさかスプーの件がトラウマになって拒食症になったんじゃないだろうな。
11時、点滴。針がうまく刺さらず、刺し直し。看護婦さんが上手じゃないのか、今回は少し痛い。
術後は水分はいいが、食事は明日からだそうだ。たまらんなぁ…。かわりにジュースとかいっぱい飲んだろ。
2時40分、手術室へ。吸入の麻酔の他に、点滴にも麻酔を入れてたみたいなんだが、液体を勢いよく注入してるのか、なんか点滴している腕が痛い。鼻からもかすかに甘いような臭いがして、頭がしびれ出し、すぐに意識を失った。
気がつくと手術室の入り口近くの部屋で寝かされていた。気管に呼吸用の器具が挿管されているので苦しい。それはすぐに外してくれた。時間を見るともう5時10分過ぎ。手術は30分くらいで終わったはずだが、その後2時間ばかりの空白時間が気になる。まさかUFOの中に連れ込まれて身体検査を受けた後、記憶を消されて解放されたんじゃないだろうか。などと、戯雅の新コンテンツに則した妄想を繰り広げる。
頭がぼーっとするし、血圧計を取り付けられた右腕もなんか重い。両足も力が入らない。かなり不快だ。手術なんてするもんじゃねぇなと思った。
肝心ののどは、前回の記憶では全然痛くなかったのに、今回は少し痛い。手術で切ったり焼いたりしたのだから、その方が当然なのだが。それとも呼吸器を挿管したための痛みなのかな?
酸素マスクをしてもらい、意識が少しハッキリしたところでベッドに乗って病室へ。酸素マスクを付けたまま4時間安静だ。
6時半頃、担当医回診。iBookG4で筆談。写真を見せてもらうが、前回とは反対側を切除し、だいぶ大きくレーザーで焼いた模様。見るからにただれている。
発声に関しては、今日一日は禁止だが、無理な声じゃなければ明日以降出してもいいのだそうだ。良かった。最初のうちはかなり声が悪いらしいが、焼いた粘膜部分が回復して来るに連れて直ってくるらしい。
10時に酸素マスクが外れ、水分を摂ることが許可された。看護婦さんが持って来た水に始まり、ブドウジュース、いちごオ・レ、カフェオレを次々飲む。
本を読みながら0時頃まで起きていた。夜中に2回トイレに起きる。
10/3
6時、点滴針を抜いてもらう。7時30分、回診。朝飯はパンとサラダ。
8時半、診察。出血はない。無理のない程度ならしゃべっても大丈夫だそうだ。声を出してみたが、多少ガラガラ声っぽい以外、ずいぶん良くなった。今まで出せなかった低い声も出る。タンが少しからむ。
10時退院。61,940円也。
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