近年太陽表面の活動が活発になってきて、Xクラスの大規模な太陽フレアが連発しているため、久しぶりに撮影。
色は毎度の擬似カラーです。
おかげでいっぱい荷電粒子が飛んできて、日本を含む世界各地の低緯度地域でもオーロラが見られた。
…と言ってもうちの宇都宮からは残念ながらわからなかった。北海道とかはかなりはっきり見られたようで、YouTubeに動画があるね。
低緯度のオーロラは緑の極地方のそれと違い赤っぽくなる。
でかい黒点は地球に背を向けたけど、今日もX10クラスのものすごいフレアが発生した模様。こうなるとオーロラきれいなんてのんきに喜んではいられないね。
この日は夜に入ってスターリンクトレインが上空を通過して、なかなか楽しめた。でも上手に写すのは難しいな。
最近太陽活動が活発になってきて、黒点が増えてきたと聞いて久しぶりに撮影。
直焦点撮影でカメラを水平にして写したんだけど、NASA SDOの画像と比べると自転軸に対して約27度も傾いていた。地球の自転軸の傾斜(赤道傾斜角)が23.4度、太陽の地球公転面に対してのそれが7度ということで、カメラの角度の誤差とかいろいろ考えるとそれくらいになるのかね? えーと、日周運動もあるからカメラを傾けないといけないんだっけ? 木星なんかはそうだし。複雑だな。まあ、だいたい合わせて取ってからNASAの画像と比べて回転させればヨシ👈 そうしたのが👇
ミラーショックを避けるためライブビューのまま撮影したやつは下半分にケラレが出てしまった。1/4000秒で撮ったから、シャッター幕かミラーが開ききらなかったんだろうか。しょうがねえな。ライブビューじゃなければちゃんと写るのでヨシ!👈
それにしてもほんと黒点多いね。
そんなちょくちょく確認していたわけじゃないけど、こんなに増えたのいつ以来だろう?
最近はフレアがあって低緯度オーロラが確認されたりもしているようだ。
太陽活動活発化でプラズマ粒子が増えると地球環境にどういう影響出るんだっけ? 放射線で雲が増えて寒冷化とかだと、温暖化と相殺してくれていいんだが。
昼間の勢いで、夜になって月に接近した木星も撮影。
ただシーイングがひどくて、しかもパソコンの調子が悪く途中でWinがフリーズ、再起動したらOSアプデに入りやがって長いこと待たされ、もういいややめようと思ってたら、大赤斑ドセン(どセンター)の時に多少シーイングが改善してくれて、Photoshop補正でなんとか見られる程度にできるのが撮れた。
大赤斑の上のNEBに暗班と白斑があるのね。
連日撮影。
前におかしくなって再インストール以来いじってなかったFireCaptureの明るさ、ガンマを調整したら少し模様がよく写ったけど、基本的にはシーイングが悪くて眠い画像。
どうもうちの上空は南中時にシーイングが悪化することが多い気がする。前にきれいな木星が撮れた時も南東くらいのまだ低い位置だった。単に通過する大気の厚さだけじゃなく、そうした場所ごとの特性も影響してくるかもね。
シーイングが悪いと当然部屋から手を伸ばしてのピント合わせもわかりにくくなる。ただでさえ窓を開けただけですぐボヤボヤな像になってしまうし。自分だけ外に出て、モニタをガラス越しに見て合焦した方がいいのかな?
だから模様が見えづらいのはシーイングだけじゃなくピントがずれてる可能性も高い。
それと今まで一度も光軸調整をしてないから、そういうのもあるだろうな。めんどくさいしちょっと不安だけど今度一度試してみるか。
んで、大赤斑をど真ん中に捉えたけど、数年前に比べて小さくなったね。
惑星撮影カメラASIシリーズで有名な中国ZWO社のスマート望遠鏡。
要するに撮りたいときにこいつを設置して(三脚の水平出しだけやる。極軸合わせの必要なしヽ(´▽`)/)、専用のスマホアプリから対象の天体を選んでやるだけ。ライブスタック機能でじわじわと暗い天体が浮かび上がってくるのは嬉しい。
焦点距離は250mm。メシエ天体なんかを撮るにはこれくらいの短焦点じゃないと写野に収まらないこともあるんだね。アンドロメダ銀河とか。
世の中のスマート望遠鏡はこれが初登場じゃないけど、他のは何十万もしてかなり高いのに対し、S50は消費税込みで8万前後!
この便利さは天体ファンの裾野を広げると思うね。「天体観測は苦労してセッティングして肉眼で見るところに味がある」とか古いことを言ってる連中はほっとけばいい。
技術的に可能だったはずなのに、なぜかなかなかこうした製品が出てこなかったのが不思議なくらい。特に日本のメーカー何やってるんだよ?
専用のスマホアプリもよくできていて、望遠鏡の操作のほかに星図機能、現在のおすすめの天体、月光や雲などの情報、撮影した画像をコミュニティに投稿機能などもある。すでに日本語対応もされているようだ。
経緯台だが長時間撮影する場合には少しずつ傾いた天体を回転して合成させるため、メインの天体はきれいに写る。その反面、写野の端が回転の影響で少しずつ欠けてしまう。赤道儀なら極軸を中心に回転させることで像の回転を阻止しているが、今後新機種が出るなら、中のカメラ部分だけ回転させて赤道儀機能を再現できないものか? 画角も縦長固定で、天体によってはもうちょっと傾けて写したいこともある。そんな難しいことじゃないと思うんだが、どうですかねZWOさん。
もうちょっと拡大/広角で写したい時のズーム機能もあるとなおいいね。
暗い場所とオートガイドの精度とセッティングの知識、そして何より高額な機材が必要だった星雲、星団などの撮影が手軽になったのは非常に喜ばしい。お金に余裕があったら是非購入したい。
こういういい前例ができると、これを基準に他のメーカーも作られるだろうから、それも期待したい。
通過中の衛星はエウロパだそうな。
シーイングが良さそうだったんで撮影。南中時刻はだいぶ後なのにまあまあのシーイングだった。というか、南中時刻よりもまだ若干東の空にある時の方がシーイングがいいことがあるんだよね。
機材はいつもと同じようにセットしたはずなんだけど、なぜかだいぶ小さく写った。いつもははみ出しそうなくらい画面いっぱいに写るんだけど。確認したら、大気色分散補正プリズム(ウェッジプリズム)とバローレンズの順番を間違えていたからのようだ。順番違うだけでずいぶん大きさが変わるんだね?
大赤斑は夜中過ぎで、そこまで粘ろうかとも思ったけど、途中曇ってしまったのでさっさとやめた。それから1時間くらいしたらまた晴れてきたけどね。
ゆうべは皆既月食と、皆既中の天王星食でござった。
がんばってライブ配信したですよ。
FireCapture2.6の調子を見るのを兼ねて撮影。
模様はそこそこ出てくれたけど、ライブビューじゃあんまり落ち着いてくれないシーイング。
風による揺らぎは見えないけど、模様が時々しかはっきり見えなかった。
大赤斑は思ったほど小さくなってないかな? 数年前にあった白斑ってまだあるのかな?
久しぶりだと撮影のコツやAutoStakkert!の使い方、RegiStaxの使い方とかいろいろ忘れてる。
当然Photoshopでの画像処理の方法も。
火星も撮ろうと待ったけど曇ってきてしまって断念。
来週8日は皆既月食&天王星食だから、ライブ配信を考えている。
赤道儀の追尾精度がよろしくないので、それまでにアライメントの取り直しと極軸の確認をしたい。
結論から言うと、WindowsのFireCaptureのフォルダは、 C:/ユーザー/ユーザー名/ドキュメント フォルダに入れて起動しろ…という話。
惑星撮影はMacのPararells上のWindows10で動かしている。
久しぶりに撮影をしようとしたら、撮影アプリのFireCapture2.6がJavaがどうとかいうメッセージが出て動かない。
古い2.5は起動して撮影できたようだが、設定や画面表示(惑星やフィルターのアイコンとか)がきちんと表示されず、他の挙動もおかしい。
しょうがないからFireCaptureの公式サイトで最新版の2.7をダウンロードしてインストールしようとしたが、85MBくらいなのにやたらダウンロードに時間がかかるし、表示される数字上は全てダウンロードされているのだが、ダウンロードが終了してくれない。
Windows版でもmacOS版でも同じ。日を改めて何度やってもダメ。
やむを得ず一個前の2.6をWindowsでダウンロードしたら、今度はダウロード画終了してくれた。ただしまた何十分も時間がかかったけど。
ZIPファイルでダウンロードされるのでそれをWinで開くとそのまま中身のファイルが見えてしまい、解凍されたのかどうかわからない。
MacだとZIPファイルとして認識されてるようなのでダブルクリックするとちゃんと解凍したフォルダができた。
それを開くといろんなファイルが見えるのだが、インストーラーらしきものはない。
FireCapture.exeを実行してもmissingとかstart.batがないとかメッセージが出て起動もインストールもされない。
悩んだ挙句昔の自分の記事を見たら、ダウンロードしたままのMacのダウンロードフォルダなんかじゃダメで、WindowsのC:/ユーザー/ユーザー名/ドキュメント フォルダに入れないと動かないみたい。
そうしたら無事に起動できた。(ただしRGBフィルタのアイコン画像が白かったり、なんかまだおかしいんだけど → その後再起動したらアイコンも直った)
WindowsのアプリならProgram Filesフォルダだろ!って思って最初入れたけど、やっぱりダメだった。
最新版の2.7のダウンロードが終わらない原因はまだわかりましぇん。
実際の撮影テストはこれからだけど、一応覚書まで。
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