18日、政府は民主党の山根隆治参院議員の「近年、UFOの目撃情報が後を絶たない。我が国の安全上の観点からも、情報収集は喫緊の課題だ」という質問主意書に対し、「存在を確認していない」と答えた。
同日、町村信孝官房長官が記者団に対し、笑顔を浮かべて冗談まじりに「政府の公式答弁としてはUFOの存在は確認していない。だから対策なども特段検討していないという極めて紋切り型の答弁しかないが、個人的にはこういうものは絶対いると思っている。そうじゃないと、ナスカの地上絵などは説明できないでしょ。と、思っているんですけれどもね。ま、これ以上広げないようにします。毎回こういうご質問をお願いいたします」と述べた。
記者団から同様の質問を受けた福田康夫首相は、「私は(UFOの存在を)まだ確認していない」と、苦笑いしながら答えた。
さらに石破防衛大臣は20日の記者会見の終了時に、「UFO(の質問)は出ませんでしたね。再開しようか?」と、自らUFOの質問を求め、「信じる信じないの問題はあるが、そのような未確認飛行物体、それを操る生命体が存在しないと断定しうる根拠はない。個人的にはあり得るだろうと思う。」とどことなく楽しげに述べた。
例えばUFOやゴジラのようなものが現れたときの自衛隊の対応については防衛大臣らしく、「災害派遣か、防衛出動か。UFOの宇宙人が『地球の皆さん、仲良くしよう』と言ってきた場合はどうするか。防衛省として方針を決定したことはないが、個人的にはいろんな可能性を考えておくべきだ。」という旨のことを述べた。
タレントの中川翔子(しょこたん)は、「知的生命はいるにちがいないがUFOはいないんじゃないか派。やっぱり地球並の進化するほどの惑星なんてほとんどアリエナスなのだから。UFOいると言い切ったマチムラさん。アメリカやNASAからなにか聞いたからじゃないのか?」との感想を自らのブログにて発表した。
この発言は「しょこたん“UFO肯定”の町村官房長官を一喝!」というタイトルでネットニュースの記事になったが、中川はそれに対し、「…官房長官さんを一喝したつもりなんかまったくなかったです…言葉がたりなかったせいか…UFOのこと個人的な妄想書いただけのつもりが…ニュース記事になるとは…うかつにブログかけないすなぁ…すみません…人に迷惑かかるようなことはしたくないお…」と恐縮至極だった。べつにしょこたんは人に迷惑かけてないお(´・ω・`)
しょこたんはともかくも、町村官房長官も石破防衛大臣も、実はUFOの話とか好きなんだろうねー(苦笑)。
でもUFOを言葉どおりの未確認飛行物体でなく、エイリアンクラフトという前提で話していることや、UFO存在の根拠として挙げた例がナスカの地上絵だという点などは、まだまだ“不思議なもの好き”の域を出ていないだろう。
そもそも民主党の山根議員も、UFOという言葉をどういった定義で使ったんだろう。UFOの目撃情報なんて最近になって急に増えだしたような話じゃないし、ほとんどが星や飛行機、観測用気球などの見間違いだったりするのに。明らかに怪しげな円盤状の飛行物体が威嚇するように低空を飛び回り、多くの人に目撃されている…とかだったらわかるんだけどさ。
だいたい、仮に本当に宇宙人が地球にやって来ていて、攻撃して来る可能性があったり、人間誘拐、人体実験、キャトルミューティレーションみたいな行為をおこなっているのであれば(実際そうしたことがおこなわれているという信用に足るべき証拠は一切ないが)、とても笑いながら冗談まじりに話すような内容ではないのだ。
こうした話で思い出すのが、以前矢追さんの番組にゲストで呼ばれた西村知美だ。番組中、さんざん人間誘拐やキャトルミューティレーション、アメリカ政府との密約などのことをやっていたのに、最後に感想を求められ、「でもUFOってロマンがありますよね」などと答えていた。
おまえ、今までの時間何を見てたんだ!
と突っ込み入れたくなった(苦笑)。
べつにUFOのことについてクソまじめに論じろって言うわけじゃないよ。ただ、特に町村官房長官は、UFOを信じてるというわりに、あまりに西村知美っぽい発言だなーと思ったわけ。
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